キウォフプラスについて
産まれたばかりの子犬は、母犬の寄生虫をもらっている可能性があるので、しっかりと駆除しなければなりません。
寄生虫にはさまざまな種類があり、それらはどれも下痢や嘔吐などの症状の原因になります。
キウォフプラスは4種類の虫を駆除できるので、寄生虫に起因する病気の発症を防ぐことができます。
キウォフプラスとは
犬に寄生する虫は、たくさんの種類が存在します。
感染すると、下痢や嘔吐、貧血などの症状を引き起こし、疾患の原因にもなります。キウォフプラスは、4種類の寄生虫を1度に駆除できるので、健康面、金銭面において負担が少ないという特徴があります。
さまざまな寄生虫を1種類の薬で処理できるので犬の負担が軽い
普段の生活の中でも、虫に寄生される危険はあちこちに潜んでいます。
複数の寄生虫が見つかった場合でも1種類の薬のみで対処できるのは、身体への負担が少ないという点で大きなメリットと言えるでしょう。
価格が安くて量も多いので多頭飼いのご家庭にもおすすめ
医薬品は、新薬とジェネリックの2種類に分類されます。
新薬とは新たに開発された薬で、開発者は特許を取得しているため、高い価格で販売できます。
一方、ジェネリック医薬品とは、特許の期間が切れて、開発したメーカーとは別の企業が製造、販売している薬のことを言います。
キウォフプラスは、ジェネリックですので、新薬と同内容でありながら、安く入手できます。また、1箱に20錠入っているので、子犬がたくさん産まれたときや、多頭飼いをしているご家庭でも金銭的な負担が大きくありません。
キウォフプラスの効果・効能・有効成分
一口に寄生虫と言っても、さまざまな種類に分類されます。この商品は、回虫、鉤虫、鞭虫、条虫という4種類の寄生虫を駆除する効果があります。
対象は主に産まれたばかりの子犬で、母子感染を防ぐのがこの薬を投与する目的です。
寄生虫検査で分かるのは、表面に見えているものだけで、それは全体の5%ほどだそうです。陰性と判断された場合でも、水面下では寄生虫に感染している恐れがありますので、すべての子犬は、産まれて2週間が経過した段階で駆除薬を使用しなければなりません。
そうすることで、寄生虫病が発症する可能性をぐっと抑えることができます。
「プラジカンテル」「ピランテル」「フェバンテル」の3つが、この薬に含まれる有効成分です。すべて回虫や鉤虫などの寄生虫を駆除する役割を持っていて、特にフェバンテルとピランテルは同時に使うことで相乗効果が期待できると言われています。
キウォフプラスの安全性について
キウォフプラスをご存知でしょうか。
犬に寄生する犬回虫や瓜実条虫など線虫や条虫を駆除するドロンタールプラス錠がありますが、このドロンタールプラス錠のジェネリック医薬品がキウォフプラスです。
ジェネリック医薬品とは、新薬として開発されたお薬の特許が切れた後、同じ成分と同じ効き目を持つ薬として発売されるもので、新薬に対して後発医薬品と呼ばれています。
ジェネリック医薬品として発売するためには、その効能や安全性が同じである国が認めなければ発売できないので、新薬と同じ安全性も担保されているのです。
キウォフプラスの新薬はドロンタールプラスですが、3つの主成分を基準量の10倍投与する実験や、6倍の量を3日間続けて投与する実験をそれぞれ行いましたが副作用は見られませんでした。
また妊娠した犬に与えた場合の繁殖成績は通常と同じであり、子犬へ投与した場合も成長に影響は見られなかったことから、妊娠した犬や子犬を含め安全性に問題が無いことが確認されています。
このようにドロンタールプラスのジェネリック薬であるキウォフプラスも、その成分に変わりがないことから安全だと言うことができます。
キウォフプラスの使用方法・飲ませ方
この商品は、基本的に産まれたての子犬や、出産したばかりのメス犬に使用します。成犬に比べると身体が弱く、与え方を間違えると健康を害する恐れがあるので、慎重に投与しなければなりません。犬の状態に合わせて、投与の期間や頻度、1回の量を上手に調節して、安全に気を配りましょう。
投与期間と頻度
- 子犬
- 母犬
- 成犬
産まれて2週間後から12週間目まで2週間ごとに与える
出産後2週間から離乳期まで2週間ごとに与える
3か月ごとに1回与える
体重別の投与量
- 3kg未満 1/4錠
- 3〜5kg未満 1/2錠
- 5〜10kg未満 1錠
- 10〜15kg未満 1錠半
- 15〜20kg未満 2錠
- 20〜25kg未満 2錠半
- 25〜30kg未満 3錠
- 30〜35kg未満 3錠半
- 35〜40kg未満 4錠
この薬は錠剤タイプですので、摂取させるのが難しいタイプの犬もいます。なかなか口に入れようとしなかったり、吐き出してしまったりする場合は、エサに混ぜると、比較的楽に投薬できます。
ジェネリック医薬品は、新薬と同じ内容成分でありながら、かなり安く購入できます。
犬は一度に何匹もの子を産むので、値段の高い商品を使うのは経済的負担が大きく、あまりおすすめできません。
キウォフプラスは新薬と同じ効果があるにもかかわらず、安く入手できるのが、大きな特徴の1つです。
キウォフプラスの副作用
この商品は錠剤タイプですので、犬の体重に合わせて与える量を調節しなければなりません。
特に、この商品に含まれる有効成分は互いに相乗効果を持ちますので、摂りすぎは禁物です。過剰摂取は嘔吐の原因になりますので、必ず身体の大きさに見合った量を与えるようにしてください。
そのほかにも、下痢や食欲不振などの副作用が報告されています。必ずしもこの商品が原因とは言い切れない部分もありますが、そのような症状が出た場合は使用を中止し、獣医の判断を仰ぎましょう。
キウォフプラスの注意点
この薬は主に、寄生虫の母子感染を防ぐ目的で、子犬を対象として使用されますが、同時に母犬に与えることも推奨されています。その際の注意点として、老齢だったり、病気持ちだったりする場合は、副作用が発生する可能性があるので、慎重に投与しましょう。
また、妊娠中や授乳中の場合にも注意しなければなりませんが、母犬に使う場合は、出産2週間後から離乳期までの間に使用します。
授乳中に投薬することに不安があるときは、獣医師に相談してみましょう。
キウォフプラスの併用禁忌薬
他の医薬品やサプリメントを同時に服用させる場合には、獣医師にご相談の上ご使用下さい。
キウォフプラスの口コミ感想をまとめています。
キウォフプラスを使用したことがある飼い主さんの「良かった口コミ」「悪かった口コミ」をそれぞれチェックして購入前の参考にして下さい。
カバー力・予防効果の高い良い商品ですね。病院ではドロンタールを処方してもらっていましたが、ジェネリック商品があると耳にしキウォフプラスを購入しました。愛犬の体調もすこぶる良いので予防薬はこれに決定です!
わんちゃんがお尻をフローリングにこすりつけながら前進していて「もしや条虫?」と思い、キウォフプラスを飲ませた所翌日の朝には便と一緒に出てきました。お尻を気にする仕草も無くなり私もほっと一安心です。
いつも元気いっぱいの我が子が何だか大人しい。心配に思い検査してもらった所寄生虫と診断されました。虫下しを飲ませて体調は良くなりましたが、予防の為にキウォフプラスを飲ませるようになりました。
毎月投与しなくて良いのは楽だから嬉しい。だけど3か月に1度ってどうしても忘れてしまうんだよね。スマホのカレンダーに登録しておくとお知らせが届くから、うっかり忘れていても何とかなっています。
ドロンタールからこちらに変えました。キウォフプラスでは卵の状態の寄生虫は流せれないみたいです。産卵させる前に駆虫してくれるので、定期的に摂取させていれば予防が可能。よって我が家ではこれで十分です。
捨て犬3匹を保護した時に使用しました。内2匹はすぐに回虫が出てきたのですが1匹がなかなか出て来ず焦りましたが、どうやら寄生している場所によっては目に見える形で排出される訳ではないんですね。
・食欲不振
・下痢・嘔吐(寄生虫を含む場合あり)
・体重の減少
・毛づやの悪化
が代表的な症状です。少し手間ですが3か月に1度キウォフプラスをを服用させるのが1番の予防法です。未然に防ぐ事が出来て愛犬への負担も少ないです。