犬のフロントラインのお薬一覧

フィプロフォートスプレー(フロントラインスプレーのジェネリック)
PC01636

フィプロフォートスプレーについて フィプロフォートスプレーは、犬に薬液を噴きかけるタイプのノミ&・ダニ駆除薬です。フロントライ…

わんこ特価:2,980円
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フィプロフォート 3本
PC01677

フィプロフォートについて フィプロフォートプラスは、ノミ・ダニの犬用予防薬です。「フロントラインプラス 」のジェネリック医薬品…

わんこ特価:2,580円
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フロントラインスプレー
PC02842

フロントラインスプレーについて フロントラインスプレーは、犬の全身に噴霧して投与する、スプレータイプのノミ&ダニ駆除薬。即効性…

わんこ特価:3,500円
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フロントラインスポットオン小型犬用 0.67ml×3本
PC02896

フロントラインスポットオンについて フロントラインスポットオンは、犬の首筋(肩甲骨の間)に垂らして投与するタイプのノミ・ダニ駆…

わんこ特価:3,400円
入荷待ち
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フロントラインプラス 犬用(10kg未満)3本入 1箱
PC00992

フロントラインプラスについて フロントラインプラス は、投薬後18時間以内にノミを100%駆除することができる、愛犬のためのノ…

わんこ特価:5,000円
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フロントラインとは

フロントラインはノミ・ダニを駆除する外用薬で「フロントラインスプレー」「フロントラインスポットオン」「フロントラインプラス」の3つのシリーズがあります。

フロントラインスプレー

フロントラインシリーズの中で一番早く販売されたものです。全身に噴霧して使用します。有効成分フィプロニルが、皮膚表面の皮脂層に広がりノミやマダニを駆除します。24時間で100%駆除し、生後2日齢から使用できますので幼犬・幼猫のノミ寄生・ダニ寄生に威力を発揮します。

フロントラインスポットオン

フロントラインスプレーの後に発売された滴下タイプのノミ・ダニ駆除剤です。スプレーは体重に合わせて全身にくまなくスプレーする必要がありますが、スポットオンは肩甲骨あたりに垂らすだけで全身にいきわたります。犬で10週齢以上、猫で12週齢以上から使用できます。
体重は犬で2kg以上からと制限がありますが、10週齢以上で2kgの場合は年齢が優先になりますので使用可能です。猫の体重制限はありません。1度塗布すると1カ月間効果が続きます。塗布前後2日間はシャンプーができませんので注意が必要です。妊娠・授乳期の使用も可能です。

フロントラインプラス

フロントラインシリーズで一番最後に発売になった滴下タイプのノミ・ダニ駆除剤です。使用方法はスポットオンと変わりませんが、年齢制限が犬猫とも8週齢以上から使用できるようになりました。また、体重制限はありません。塗布後24時間はシャンプーできませんが、塗布前のシャンプーは可能です。 1度塗布すると1カ月間効果が続きます。妊娠・授乳期の使用も可能です。

フロントラインの効果について

フロントラインの主な効果には以下のものがあります。
①ノミ・マダニの駆除
②ノミ卵のふ化阻害
③ノミ幼虫の変態阻害による寄生予防
④シラミ、ハジラミの駆除
⑤1日たてばシャンプーしても効果は続く
⑥1度塗布するとダニで1カ月、ノミで1.5カ月効果が続く

①ノミとマダニの駆除 有効成分フィプロニル配合で、ノミは24時間、マダニは48時間以内に駆除します。ノミの場合は駆除だけでなく寄生予防もできますが、マダニの場合は寄生予防はできません。48時間以内の駆除は時間がかかり過ぎるように感じますが、ダニが媒介するバベシアという原虫がダニ経由でイヌの体内に入るのに48時間かかると言われています。このバベシア寄生予防をフロントラインは基準にしています。
②ノミ卵の孵化阻害
③ノミ幼虫の変態阻害による寄生予防
(S)-メトプレンが配合されたことで、ノミ成虫だけでなく卵や蛹の負荷を阻止することができるようになりました。この成分が配合されるまでは成虫の駆除しかできず、再寄生で悩まされることが多かったのですが、(S)-メトプレンを取り込んだメスノミが産卵しても卵が孵化しないので駆除率が圧倒的にアップしました。
④シラミ・ハジラミの駆除
シラミ・ハジラミの駆除を安全にできる薬はあまりないのが現状です。他の薬は粉状で体に直接振りかけるのですが、臭いがきつく農薬に近いのでお勧めできません。
⑤1日たてばシャンプーしても効果は続く
フロントラインを皮膚に塗布するとおおよそ24時間で皮膚を伝って全身に広がり、皮脂腺に蓄えられます。広がるまでの1日はシャンプーはできませんが、1日たてば全身の皮脂腺に蓄えられるのでシャンプーしても効果は続きます。
⑥1度塗布するとダニで1カ月、ノミで1.5カ月効果が続く
効果が続く期間が異なるので注意してください。短い期間に合わせて1カ月に1回の塗布をお勧めします。また、つけた日だけ効果が強く、だんだん効果が薄れると言う事がなく一定の効果が安定して続くのが特徴です。

フロントラインの投与方法について

フロントラインは体重別になっています。体重を確認して合ったサイズのものを選んでください。
投与方法
①容器からピペットを取り出します。
容器の裏側にアルミシールがありますのではがし、お薬の入ったピペットを取り出します。
②ピペットの切れ込み部分を折ります。
ピペットの上部に切れ込み線がありますので、アルミシール側に折ってください。折るときは勢いよく折ると薬液が飛び散ることがあります。気をつけてください。
③後頭部あたりに全量滴下します
フロントラインの説明書には肩甲骨とあるのですが、舐めとることがあるので口の届かない場所に塗布します。大型犬になるとフロントラインの量が増えますので一か所に投与すると液が流れてしまうので数か所に分けて塗布した方が良いでしょう。
④直接皮膚の上に滴下します。
皮膚が見えるように被毛をかきわけて、できるだけ皮膚につくように滴下してください。
⑤しっかり投薬できたか確認します
ピペット内に薬液が残っていないか確認してください。

フロントラインの副作用について

フロントラインの副作用でよくあるのは皮膚の炎症、脱毛、痒みです。
フロントラインには基材としてアルコールが使用されています。
アルコールと薬効成分がまじりあうことで皮膚の上に広がりやすくなります。
しかし、皮膚がデリケートな犬や、アレルギー体質の犬は過敏反応を起こし皮膚症状が起こることがあります。
フロントラインは肩甲骨の辺りに塗布しますが、塗布した部分にとどまるだけでなく皮膚の表面に広がるように全身にいきわたり毛根部分にある皮脂腺に蓄えられます。
皮脂腺が分泌されると同時にフロントラインの成分が皮膚上に広がりますので、つけていない場所にも皮膚の炎症が広がることがあります。
フロントラインは全身にいきわたりますが特に多いのが背中の皮膚です。
炎症がおこった皮膚は色素沈着が起こりますので広い範囲でこの様な状態がおこると副作用の可能性があります。
シャンプーしても皮脂腺に薬効成分が溜っていますので完全に落としきることは難しいです。
フロントラインを使用している方は背中の皮膚の色素沈着と皮膚のただれが起きたら要注意です。

フロントラインの注意点について

フロントラインを使用する時に犬も人も気をつけるポイントがあります。

≪使用者の注意点≫

  • 内容液を直接触らないように注意しましょう。
  • 投与後、完全に乾くまでは投与部位に触れないよう注意しましょう。
  • 内容液が皮膚に付着した場合、まれに一過性の皮膚反応が起こることがあるので使用後や手についた時には石鹸で手を良く洗いましょう。
  • エタノールが含まれていますので、フロントラインを扱う時には火に注意してください。

≪犬に対する注意≫

  • 衰弱、高齢の犬には慎重に注意しましょう。
  • 妊娠、授乳中は投与できないわけではありませんがしっかり様子を見ましょう。
  • フロントラインプラスは使用後1日間、スポットオンは使用前後2日間ははシャンプー、水浴はできません。
  • フロントラインプラスは8週齢以上、スポットオンは10週齢以上から使用できます。スプレーは2日齢から使用できますので、年齢制限はしっかり確認してから使用しましょう。
  • 皮膚の弱い犬は塗布部分に発赤が起こったり、異常に気にすることがあります。この様な症状が起きた場合は獣医師に相談してください。
  • 塗布部分が脱毛したり、皮膚が色素沈着を起こす場合があります。

≪その他の注意≫

  • フロントラインは犬と猫にしか使用できません。エタノールが含まれていますので、絶対にウサギに使用しないでください。

フロントラインの仕組みについて

フロントラインは皮膚に直接塗布するタイプのノミ・ダニ駆除剤です。
皮膚に塗布した薬の成分が体表の脂分を伝わって全身にゆきわたり、皮脂腺に蓄えられ、皮脂とともに再び体表や被毛に放出されます。
ノミやダニが放出された有効成分のフィプロニル、(S)ーメトプレンに触れると徐々に体内に浸透し、効果を発揮します。フィプロニルは殺虫剤の一種で神経伝達物質のGABAの働きを阻害することで効果を発揮します。フィプロニルは昆虫・寄生虫に強く作用しますが、犬・猫及び人間などの脊椎動物にはほとんど作用しません。また、この成分は体表にとどまり、体内にはほとんど吸収されません。

また、(S)-メトプレンは幼若ホルモンと言われ、卵の孵化、幼虫からさなぎへの変態を阻害します。これは昆虫の変態に関するホルモンなので、その他の動物にはほとんど影響を与えません。
この様な成分が含まれているフロントラインを投与した動物の皮膚にノミ・マダニが接触すると、殺虫成分がノミ・マダニの体内に吸収され効果を発します。

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