ペルマイトクリームについて
ペルマイト(ペルメトリン)クリームは、ダニによって引き起こされる皮膚病や疥癬、ヒゼンダニ感染の治療に使用される、皮膚用クリームです。本来は人間用の医薬品ですが、動物医薬品としても有効なために、犬用クリームが発売されています。
ペルマイトクリームはエリマイトクリームのジェネリック商品※なので、手頃な価格で購入することができます。
(※ジェネリック商品とは、ブランドの医薬品と同じ成分で作られた類似商品のこと。 特許期間が過ぎ、他の製薬会社がより安価な値段で、品質や安全性を落とすことなく製造したものです)
有効成分であるペルメトリンは人やペットに害を及ぼすことなく害虫を駆除できます。そのため、生後2ヶ月の子犬から使用できます。ペルメトリンは、「ノミ取り首輪」などにも使用され、他にも園芸用殺虫剤、家庭用防虫剤など、幅広い分野で「害虫駆除剤」として使用されている、優れた成分です。
ペルマイとクリームは、愛犬の体に塗るだけ。1回の塗布で、寄生している殆どのダニを落とすことができます。塗布前後に、犬の体やまわりの環境を清潔に保つことを心がけましょう(詳しくは、「ペルマイトクリームの使用方法」を参照にしてください)。
ペルマイトクリームの効果・効能・有効成分
ペルマイトクリームは、1回の塗布で98%のダニの駆除ができる、ヒセンダニの感染治療薬です。その他にも、シラミ、ノミ、マダニ、ダニなど、節足動物を含む広い範囲の害虫に対して効き目があります。
有効成分であるペルメトリンが害虫の細胞膜に作用して神経を麻痺させますが、人や犬などの哺乳類にはほとんど影響を及ぼしません。そのため、「疥癬(かいせん)によるかゆみ治療薬」として、人間用の薬用クリームも販売されています。
ペルマイトクリームの有効成分は、ペルメトリン(ペルマイト)です。
ペルメトリン(ペルマイト)について
ペルメトリン(ペルマイト)は、殺虫剤、防虫剤ダニに頻繁に使用される「ピレスロイド系」の殺虫成分です。非常に高い殺虫効果があるにもかかわらず、人体への毒性が極めて低いため、害虫駆除剤の有効成分として幅広い分野で使われています。
ピレスロイド系の殺虫成分は、害虫の皮膚や口から入り、神経に作用しマヒさせて虫を退治します。また、哺乳類・鳥類など恒温動物の体に入ってもピレスロイドは速やかに分解され、短時間で体外へ排出されてしまいます。
ペルマイトクリームの安全性について
ペルマイトクリームをご存知でしょうか。
ペルメトリンを主成分とした薬で、人間の疥癬の治療(ヒゼンダニの駆虫)やシラミなどの寄生虫駆除に用いられるものです。
ペルマイトクリームはエリマイトクリームのジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品は新薬の特許が切れたのちに、同じ成分で同じ効き目があり同じ安全性を持った薬として発売されるもので、後発医薬品とも呼ばれています。
主成分のペルメトリンは人や動物への毒性が極めて低く、逆に昆虫やダニに対しての殺虫効果が高いという特性があります。
この特性を生かしてノミ取りの首輪などにはこのペルメトリンが広く使われています。
このため人間用のペルマイトクリームを犬の疥癬治療に用いることで、効果的な治療が行えるのです。
ただし猫と魚類に対しては毒性が強く表れるので使用できません。
なおペルメトリンは医薬品としては日本では認められていないため、ペルマイトクリームは個人輸入によって入手します。
ペルマイトクリームの使用方法
1.愛犬の入浴を行い、被毛や皮膚を充分に清潔な状態にします。
2.患部だけではなく、犬の全身にまんべんなくペルマイトクリームを塗布してください。
3.そのまま8〜12時間ほど時間をおき、再び入浴を行なってクリームをきれいに洗い流します。
4.クリームがついた衣服や寝具・ファブリック類はすべて取り替えて、再び薬が犬や人の体につかないようにしてください。
※ペルマイトクリームは1回の使用で充分に殺虫効果が期待できますが、万が一、効果が表れなかった場合は、1週間後にもう一度塗布してください。
ペルマイトクリームの副作用
非常に稀ですが、ペルマイトクリームを塗布後に湿疹や下痢、嘔吐などが起こることがあります。愛犬に異常がみられたときには、すぐに獣医師に相談しましょう。
また、「ペルメトリン」による治療は、一時的にかゆみや痛みなどの症状を悪化させることがあります。クリームの使用後に、犬が、かゆみや焼けた感覚、刺痛などで様子がおかしくなったとこには、速やかに動物病院に連絡してください。
ペルマイトクリームの使用上の注意点
- 使用するときには獣医師に相談し、指示された用法・用量を守ってください。
- 過敏反応が現れた場合には、すぐに使用を中止すること。
- 妊娠・授乳期のペットへの使用は避けましょう。
- 犬以外の動物、特に猫には使用しないでください。
- 小児の手の届かないところで保管してください。
ペルマイトクリームの併用禁忌薬
ペルメトリンクリームは、次のようなときは使用できません。
- 有効成分のペルメトリンに過敏のある場合
- 合成ピレスロイドやピレスリンに過敏のある場合
ペルマイトクリームの口コミ感想をまとめています。
ペルマイトクリームを使用したことがある飼い主さんの「良かった口コミ」「悪かった口コミ」をそれぞれチェックして購入前の参考にして下さい。
ペルマイトクリームはエリマイトクリームのジェネリック商品らしいね。安いし嫌がって暴れるうちの愛犬にもササッと塗れるぐらい伸びが良い。これ塗ったらちょっと前まで体を掻きむしっていた愛犬も痒みが落ち着くみたい。
ペルマイトクリームに含まれているペルメトリンはノミ取り首輪等にも使われる非常に応用力のある成分です。元は人間用に使われている安心感もあってこちらを使っています。幅広い害虫に効果的に作用する優秀な医薬品だと思います。
以前にも似たような症状でヒセンダニの卵が見つかった事があったので、急いでペルマイトクリームを塗り専用のシャンプーで丁寧にケア。爆発的に増える前だったのですぐに良くなりました。クリームが手元にあったおかげです。
薬に敏感なわんちゃんには慎重に投薬した方が良い。うちの犬も初めて使う薬だとたまになるんだが一過性の過敏症のような症状がでる時がある。たいていすぐに良くなるが状態が更に悪化するようなら獣医に相談しよう。
自分が失敗した例なんだけどいったん痒みが落ち着いて治ったと思って、塗るのを止めたら再発。掻き過ぎて皮膚がボロボロになってしまって本当に可哀想な事をしたと思う。しっかり死滅するまで続けるのが大事ですね。
ネットで買ったから到着までに10日ぐらいかかった。海外発送だからこれぐらいかかって当たり前なんだよね。だから自分のミスなんだけど間に合わなくて結局病院で処方してもらいました。処方された薬が無くなったらこれを使います。
ヒセンダニの治療によく用いられ有名なエリマイトクリームのジェネリック商品である事に加え、ネット等で獣医を介さず購入すると相場よりとても安く手に入れる事が出来ます。
とても即効性の高いクリームですが完全に死滅するまで使用し再発を防ぎましょう。