ネクスガードについて

ノミやマダニなどの寄生虫は、普通に生活しているだけでも寄生されてしまう機会が多く、病気や体調不良の原因になりますので、しっかり駆除することが大切になります。ネクスガードは、ノミ、マダニの駆除に高い効果を持つ医薬品でありながら、おやつを与えるように投薬できるので、犬、飼い主ともにストレスいらずの商品と言えます。

ネクスガードとは

ネクスガードは、ノミやマダニなど、犬にとって有害な寄生虫を駆除する薬です。この薬の有効期間は1回につき30日間です。
継続して投薬しなければならない場合、犬、飼い主ともにストレスを感じずに使用できるかが、薬を選ぶ際の大切なポイントです。
この商品は、形状やパッケージに工夫がなされており、負担を感じすに投薬できる点が大きな特徴です。

犬が自ら喜んで食べるおやつタイプだからストレスなし

犬によっては、薬をなかなか飲まなかったり、すぐに吐き出してしまったりと、与えるのに苦労するケースもあります。
ネクスガードは、チュアブルと呼ばれる、おやつのような形状をしたタイプの商品ですので、犬が嫌がりません。この商品を販売しているメリアル社が調べたところ、30匹中27匹が喜んで摂取したという結果があります。

いちいち量を調節する必要がないので簡単に投与できる

体重別にパッケージが4種類に分かれているので、愛犬の体重に合わせて購入して、1回分をそのまま与えればいいので、いちいち量を調節する必要がなく、有効成分を過不足なく投与することができます。1箱に6ヶ月分入っているので、購入時は体重との差が大きくならないように注意してあげましょう。

体重別パッケージの種類

• ネクスガード11.3　1.8〜4.5kg未満
• ネクスガード28.3　4.5〜11kg未満
• ネクスガード68　11〜27kg未満
• ネクスガード136　27〜55kg未満

商品名の後ろに書かれている数字は、1個あたりに含まれる有効成分「アフォキソラネル」の量になります。55kg以上の場合は、1kgあたり2.5gのアフォキソラネル含有量を基準として追加する必要がありますが、安全性を高めるためには個人の判断でおこなわず、獣医師に相談しましょう。

ネクスガードの効果・効能・有効成分

ネクスガードは、ノミやマダニの駆除薬で、1回与えると1ヶ月間有効です。
即効性も高く、ノミは6時間以内、マダニは24時間以内に駆除できます。ただし、目に見えているノミは全体の5％程度で、残りは幼虫やさなぎの状態で体内に潜んでいます。
また、散歩中はマダニに寄生されやすいので、駆除薬は1度きりではなく、継続的に使用する必要があります。

寄生虫を放置しておくと、さまざまな病気の引き金になります。皮膚炎や下痢、嘔吐を引き起こすアレルギー性皮膚炎、サナダムシ症などはノミが原因です。
また、マダニによるもっとも恐ろしい病気は、犬バベシア症。
貧血や食欲不振に始まり、最悪の場合、死に至ることもあります。これらの病気を予防するためには、駆除薬の定期的な使用が重要です。

この商品の有効成分「アフォキソラネル」は、昆虫に対してのみ神経を遮断する働きがあります。
哺乳類に対してはほとんど影響がない成分なので、安心して使用することができます。

ネクスガードの安全性について

ネクスガードはメリアル社が開発した犬のノミやマダニを駆除するお薬です。
ノミやマダニの駆除薬としては背中に垂らして投与するフロントラインが有名ですが、ネクスガードはフロントラインシリーズとしてラインアップされたソフトチュアブルタイプの経口剤です。

フロントラインプラスやスポットオンはその効き目から愛用する方が多いのですが、投与後24時間以内はシャンプーやお風呂、雨や雪がかかるなどすると効果が半減すると言われています。

また皮膚が敏感な犬の場合はカユミや赤くなるなどの症状が見られます。

それに対しネクスガードは経口タイプですからシャンプーやお風呂の影響は受けませんし、皮膚が敏感な犬にも安心して使用できると言われています。

ネクスガードの主成分はアフォキソラネルで犬専用に開発された新しい薬です。
このアフォキソラネルは体重1?あたり6.3mgが臨床上の最大容量ですが、子犬に5倍の量を投与したあとも変化が見られず安全性が確認されています。

このようにネクスガードは犬にとって安全なお薬だと言うことができます。

ネクスガードの使用方法・飲ませ方

与え方は簡単で、難しい量の調節などは必要ありません。体重に合ったパッケージを選び、1回につき1個を与えます。1度投与すれば30日間有効ですので、継続使用する場合は、約1ヶ月おきに与えるようにしましょう。

成分をしっかり吸収させるためには、よく噛む必要がありますので、すぐに飲み込んでしまう場合は、細かく砕いてあげましょう。残してしまうと必要な量の有効成分が摂れませんので、その場合は食事に混ぜて与えるといいでしょう。

ノミやマダニは放置しておくとさまざまな体調不良や病気を引き起こしますので、定期的に駆除薬を使い、健康状態を維持してあげましょう。
しかし、薬を投与するのがとても大変な犬もいますので、できるだけ簡単に与えられる駆除薬を選ぶことが大切です。この商品は形状やパッケージに工夫がなされており、犬がおやつのように喜んで食べてくれます。

ネクスガードの副作用

この商品を臨床検査した際に、何匹かの犬に副作用が見られました。
しかし、はっきりとした因果関係があるかどうかは不明なものもあるので、すべての症状がネクスガードによる副作用とは断定できていません。

主な副作用

• 下痢
• 嘔吐
• 皮膚の乾燥
• 食欲不振
• 嗜眠

嗜眠とは、常にうとうとしていて、放っておくとすぐに眠りに落ちてしまうような状態のことを言います。
上記のような症状が見られた場合は、使用を中止し、獣医師の診察を受けましょう。
この商品が体質に合っていないか、もしくは別の病気が潜んでいる可能性も考えられます。

ネクスガードの注意点

この商品を使用する前に、必ず獣医師の診察を受けて、健康状態に問題がないかをチェックしてもらいましょう。
ほかの薬やサプリメントを飲んでいる場合、飲み合わせがよくないケースもあります。
必ず相談し、相互作用がないかどうか判断してもらってください。また、てんかん発作を起こしたことがある場合は、事前にそれを医師に伝えましょう。

以下に当てはまる場合は、この薬を使用できません。

• 生後8週間以内の子犬
• 妊娠中、授乳中の犬
• 体重1.8kg未満

体調不良を引き起こす可能性があるので、上記に当てはまる犬には絶対にこの薬を与えないでください。

ネクスガードの口コミ感想をまとめています。

ネクスガードを使用したことがある飼い主さんの「良かった口コミ」「悪かった口コミ」をそれぞれチェックして購入前の参考にして下さい。

以前飼い犬にダニっぽいものが付いた時に病院でネクスガードを処方してもらった所、とても良く効いてくれたのでこちらで再度購入です。牛肉風味のソフトチュアブルタイプだから苦手だったお薬の時間がご褒美タイムに変わりました。

夏本番を前に我が家ではネクスガードを服用させています。ノミ・マダニの活動が活発になるまでにしっかりと予防する事が大事。しっかりと予防しながら犬が食いつく美味しさを兼ね備えているので投薬が随分楽になりました。

うちの犬は冒険が大好き。近くの河原に行き川にダイブしたり周辺の探索が毎日の日課です。行動をあまり制限したくないので帰宅したらブラッシングを念入りに、月に1回のネクスガードで愛犬をノミ・マダニから守っています。

自分でも自覚があるうっかり屋さんな私は月に1度の投薬を忘れないかヒヤヒヤするけど、ワンコがめっちゃ気に入っているから別の商品に変えたくないんだよね。犬の予防薬ってネットで買うとこんなに安くなるんだね。

多頭飼いなのでこの値段は感動もの！病院ではこの価格で買う事はまず無理でしょう。すごく良い商品だけど我が家には物凄い頑固者が1匹いまして、そいつにはさすがのネクスガードも勝てませんでした。

今までタブレットタイプを使っていたせいか消費期限が少し短めだと思った。周年投与している人のまとめ買いには適していないかもしれない。スポットタイプの投薬が苦手な我が子にはチュアブルタイプが合っているがね。