犬はきゅうりは食べても大丈夫です。
特に害はないので、体調に変化がなければ心配する必要はありません。

水分補給にはピッタリ

きゅうりは約95％が水分でできています。
なので栄養は少ないですが、夏場の水分補給にはピッタリな野菜です。
火を通さずに生のままで、皮ごとあげて大丈夫です。
心配な場合はさっと茹でてあげましょう。

水をあまり飲まない犬にはきゅうりをあげて水分補給するのもオススメです。
また、普段固いドライフードを上げている場合は水分が不足しやすいです。
熱中症予防のためにも、ごはんにきゅうりを少しあげるのも効果的です。

食べ過ぎは禁物

きゅうりに限ったことではありませんが、たくさんあげすぎないようには注意してください。
犬は与えたら与えた分だけ食べてしまうので、量を決めて与えましょう。
特にはじめてあげるときは少なめから様子を見てください。

また、あげるときは小さく切ってから与えてください。
特に小型犬にはスライスするか角切りにするなどして与えましょう。
大型犬であれば1日1本くらい食べても大丈夫なので、そのまま与えても大丈夫です。
でもよく噛まずに丸呑みしているようであれば、適当な大きさにしてあげてくださいね。

犬にも好き嫌いはあるので、食べない時は無理に与えないようにしましょう。

味付きは絶対にあげない

人間はドレッシングやマヨネーズをつけたり、漬物にして食べることが多いと思います。
でも、犬には絶対に味付きのきゅうりは与えないでください。
ドレッシングのように油が多いものや、塩分の多い漬物は犬にはよくありません。
絶対に何もつけていない、そのままの状態で与えましょう。

きゅうりを気に入って覚えると、食卓のきゅうりを見つけておねだりしに来るかもしれません。
でも自分の皿から分けてあげるのは、しつけの面でもよくないのでやめましょう。
犬に与える分は別で用意して、犬用の器に入れるなどして与えましょう。

きゅうりを食べて体調が悪くなったら

きゅうりはウリ科なので、ウリ科のアレルギーがある犬は要注意です。
かぼちゃ、メロン、スイカなどがウリ科なので、これらを食べて異常が出たことがあれば与えない方が無難です。

アレルギーのある犬は少ないですが、必ずないとは言い切れません。
初めてあげるときには念のために様子を見ながらあげましょう。
もしなにか異変があった場合は、与えるのをやめて病院に連れて行ってあげてください。