犬も夏バテします。
夏場に食欲がなくなったり、体調を崩したときは夏バテのことが多いです。
また、夏バテがひどくなると熱中症にもつながって危険です。
犬の夏バテ対策、対処法などをまとめました。

犬の夏バテの症状は？

基本的には人間と同じような症状が出ます。

食欲不振、下痢、嘔吐の他に、ダルそうでいつもより元気がないとか、大好きなはずの散歩に行きたがらないとかも夏バテの可能性があります。

もし症状が酷い時は、熱中症の可能性もあります。
そのままにしておくと危険なので、すぐに病院に連れて行きましょう。

こんなときには注意！

特に注意が必要なのが、夏の暑い日の留守番です。
防犯上窓を開けて出かけるわけにもいかないので、閉めきって出かけますよね。
そうすると、家の中はかなり暑くなります。

一日中エアコンをかけると電気代などを気にする人が多いですが、犬を留守番させるときはエアコンは必須です。
設定温度はやや高めでいいので、暑い日の留守番はエアコンを使うようにしましょう。

車の中の留守番でも同じです。
日なたはもちろん、日陰でも狭い車の中はすぐに暑くなるので注意が必要です。

また、夏場は散歩にも注意が必要です。
散歩は暑い日中は避けて、なるべく早朝と夕方にしましょう。

犬は素足で歩くので、日差しで熱せられたアスファルトを歩くと火傷をすることもあります。
特に小型犬は地面に近いため、かなりの熱気が来ています。
近くにあれば公園を歩くとか、なるべく日陰を歩くようにしてあげましょう。

夏バテを予防するには

大切なのは、「暑いところに行かない」「水分補給はしっかりと」ということです。

暑いところに行かないというのは、連れて行かないようにすればいいですが、水分補給は水をあまり飲まない犬には難しいことです。

そこでオススメなのが、水分の多い野菜などを与えることです。
特に水分が多いのがきゅうりやスイカ、ほかにはレタスやトマトもオススメです。

夏場は普段からおやつとして与えると、夏バテ予防になります。
ただし好みもあるので、食べない時は無理に食べさせないで他のものも試してみましょう。