シーナックについて

シーナックはキャンCのジェネリック商品で同等の効果が期待出来る他、安価に手に入れる事が可能です。白内障というと手術で人口の眼内レンズを入れる以外に根本的な解決に至る治療はありませんでした。特に犬の白内障手術は高額で、手術が出来る獣医がとても少ない問題があります。「うちはペット保険に入っているから大丈夫！」と思っている方ももう1度保険内容を読み返す事をお勧めします。実はほとんどのペット保険会社は白内障手術は遺伝による病気であるとの見解で保険適応外だからです。動物病院でも遺伝性の白内障キャリアを持っているか検査される為、きちんと保険料を支払っていても100%飼い主の実費となるのです。
プランによっては遺伝性では無くても日帰り手術には保険が適応されない場合があるので注意が必要です。
八方ふさがりかのように感じますがこの白内障に対し有効な薬としてシーナックがあるのです。
点眼薬は今まで進行を遅らせるしか手立てがありませんでしたが、シーナックによって白内障の根本的な改善が目指せるようになりました。
長期投与となると副作用が心配ですが海外で10年以上に渡る臨床実験では重篤な副作用の報告は未だありません。
パグ等の眼球が出ている犬種は風・太陽光の影響を受けやすい為、痒みを感じやすい傾向があります。そういった症状にもシーナックは有効成分によって痒みを和らげ目の潤いを長時間持続させる効果があります。予防・治療どちらにも使える目の万能薬のようです。

シーナックの効果・効能・有効成分

年齢を重ねる事で体内で生成されるカルノシン(天然の酸化防止剤)の量が減っていく事で、水晶体の劣化が進み白内障の原因となります。白内障は進行すると最悪失明するリスクもある病気なので初期の段階からの治療がカギとなります。
シーナックの有効成分がこの不足するカルノシンに代わる役割があるので白内障の治療に効果的です。また治療だけでは無く予防効果も高く症状が軽度であっても利用する事が可能です。

その他にも目の痒み年齢による目の様々なトラブルにも優れた効果を発揮します。

• けい酸カルボキシメチルセルロース
• グリセリン

目を保湿する効果が高くドライアイを防ぎます。点眼後薬の持続性を高め成分がよく目に移行する働きや点眼時の刺激を緩和する効果があります。

• ・Nアセチルカルノシン

白内障の治療・対策として注目を集めている成分です。これを点眼する事でNアセチルカルノシンが天然のカルノシンに変化し、眼球の水溶液に入り込み酸化防止剤として大きな働きをします。人間に関してですが臨床試験で約90%の患者に症状の改善が見られたとのデータもあるようです。
その他に有効成分としてオキシクロロコンプレックスが配合されています。

シーナックの安全性について

シーナックはクララスティルやキャンCのジェネリック医薬品で、白内障の治療薬として知られています。
クララスティルはヨーロッパで、キャンCはアメリカで販売されているお薬で成分は同一です。

白内障はある程度進行した場合、白く濁った水晶体を取って眼内レンズを埋め込むという手術が一般的ですし、日本国内では今も主流です。

シーナックはNアセテルカルノシンという成分が配合されており、水晶体の濁りを抑制し回復する働きがあります。
ヨーロッパやアメリカでは10年以上にわたる臨床試験により安全性が確認され、ヨーロッパではEU安全規格をアメリカでは特許が承認されるなどすでに一般化しています。

Nアセテルカルノシンは人間の白内障治療用として開発されましたが、現在は犬の白内障治療にも活用されており、ロシアの臨床試験で犬への使用でも安全であることが確認されています。

現在日本ではNアセテルカルノシンは認可されていないので、輸入した上での使用となります。
欧米では広く人間にも犬にも使用されていますので、白内障で悩む愛犬の飼い主の方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

シーナックの使用方法・飲ませ方

最初の6か月間は1日2回朝夕に両目に1滴ずつ点眼する。
7か月以降は1日1回両目1滴ずつ点眼する。
症状により点眼量が変わるので医師の指示に従う。
白内障の症状が落ち着いた場合でも折にふれ、シーナックを投与する事で再発のリスクが下がります。
未開封の場合は25度以下の室内で保管が可能ですが、開封後は冷蔵庫での保管が理想的です。
2つ以上の目薬を使う場合は一方の目薬を点眼した1時間後にもう一方の目薬を点眼する。

シーナックの副作用

安全性に優れており副作用はほとんど無いとされていますが、痒みを訴えるようであれば獣医に相談する。
ごく稀にぶどう膜炎を引き起こす事がある。

シーナックの注意点

• 開封後は必ず30日以内に使用する。本品の開封後は空気に触れる事により薬が酸化・雑菌の混入の恐れがあります。未開封の場合のみ使用期限内の保管が可能。
• 開封後は涼しい場所で保管する。冷蔵庫も可能。
• 使用量・使用方法を必ず守る。症状の改善が見られない場合でも過度に点眼しない。
• アレルギーがあるペットへの使用は獣医に相談する。
• 目に刺激等(焼けるような痛み)の異常を感じたらすぐに使用を中止し、本品を持参した上で獣医の診察を受ける。

シーナックの口コミ感想をまとめています。

シーナックを使用したことがある飼い主さんの「良かった口コミ」「悪かった口コミ」をそれぞれチェックして購入前の参考にして下さい。

今残っている視力を大切にしたいので購入しましたが、思っていた以上に効果がありました。なんか普通に歩いていないか？と思い獣医に診せると「何やったの？」と先生もびっくり！狭くなっていた視野が大幅に復活していました。

キャンCを使ってたけどシーナックでも同じ効果が得られるらしいんでこっちに変更。犬と猫がいるんで同じ点眼薬を使えるのはポイントが高い。副作用も無く優しいつけ心地のようでうちの猫なんかは点眼後グルグル言っています。

軟膏を使っていましたが点眼薬の方が使い勝手が良いですね。病院で処方されるのは高くてこれから毎日使うとなると金銭的に厳しかったので良い買い物が出来ました。これからも愛犬と元気にお散歩が出来るよう願っています。

確かに効果はあった。使い始めて数日でワンコの瞳がウルウルに！このまま白内障が完治したらなぁ、とつい願ってしまいますが点眼薬なので症状の緩和にとても貢献してくれている現状だけでも有り難い事ですよね。

医師に犬の症状(白内障の初期段階だったようです)を伝えたらバカ高い薬を処方されそうになり、自分なりに調べた結果シーナックでも同じ効果が得られるようなのでこっちにしました。届くのに8日もかかったけど安くて良かった。

白内障の手術は高額で中学生と高校生の子供がいる我が家ではポンっと出せるような金額ではありません。なのでシーナックがもし無かったらうちの犬は失明していたかもしれません。薬の先端を開封するのが少しだけ難しかったです。