もちろん、犬にもアレルギーはあります。
人間と同じように、食べ物や花粉でアレルギーの症状が出ることがあります。
ここでは犬の食物アレルギーについてまとめました。

こんな症状が出たらアレルギーかも

まず、アレルギーの初期症状は「痒み」です。
体をしつこく掻いていたり、噛んでいるときはアレルギー症状の痒みかもしれません。
また、足や肉球を齧るときも、足の痒みのことが多いです。
もしアレルギーでなくてもなにかしら原因があるはずなので、病院に連れて行ってあげましょう。

他の症状としては、
・抜け毛が多い、脱毛
・フケ
・下痢、嘔吐
・目や口の周り、耳などが赤く腫れる
・発疹
等があります。

普通の食物アレルギーだと、1歳ごろまでに発症することがほとんどです。
ただ、長年同じフードを食べているのに、いきなりアレルギー症状が出るということも稀にあります。
つまり、いつも通りの食事を与えた時でも、アレルギーが出ることがあるのです。

何か少しでも異変があった場合は、早く気付いて病院に連れて行ってあげることが大切です。
愛犬の様子はいつでもチェックしてあげるようにしましょう。

アレルゲンになりやすい食べ物は？

・乳製品　・牛肉　・仔羊肉　・鶏肉　・鶏卵　・小麦　・大豆　・トウモロコシ

以上8つが、犬のアレルゲンになりやすい食材です。
もちろん他の食べ物でアレルギー反応が出ることもあります。

ドッグフードなどには色々な原材料が含まれているので、アレルゲンを特定するのは難しいことです。
もしアレルギー症状が出た時は、病院でアレルゲンを特定してもらいましょう。

アレルギーが出たときの食事はどうすればいい？

アレルゲンを特定できたら、その食材を使ったフードやおやつはあげないようにしましょう。
人間の食べ物と同じように原材料名が書かれているので、しっかり確認しましょう。

また、病院で検査をしてもらえばアレルゲンを特定しやすいし、アレルゲンが含まれない、食べても大丈夫なフードを教えてもらうこともできます。
自分で確認しながら探すのも大変なので、病院に行った時に聞いてみるのがオススメです。