犬の尿道結石

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泌尿器系に結石ができる病気を尿路結石といい、そのうち尿道にできるものを尿道結石といいます。

尿の流出路である尿道が詰まることで尿を排出出来ずに膀胱破裂や腎不全を起し死亡する可能性もあります。

食事療法により、ある程度尿道結石を治療することも可能になりました。

【症状】強い痛みと、触られるのを嫌がる

尿道に結石ができると痛みが強くでます。

背中を丸めて腹部緊張させ、触ったり抱き上げようとすると泣き叫び抵抗することがあります。

結石の形成による物理的な刺激によって炎症が起こり、頻尿、血尿を呈し、高確率で細菌性膀胱炎や尿道炎を合併します。

その結果発熱や食欲不振などの症状が現れます。

【原因】食事性によるもの細菌性によるものさまざまな原因による

結石の原因は食事や飲み水から摂取されたカルシウム、マグネシウム、リン、尿酸、ケイ酸などのミネラルが成分となり尿中のタンパク質と結合して形成されます。

結石を構成するミネラル成分は犬種、食事の種類、水の成分により異なります。

犬の尿路感染症の7割を占めるのが、リン酸塩結石(リン酸アンモニウム・マグネシウム=ストルバイト)の形成には、細菌が関係しており、炎症が生じた結果、尿中に脱落した上皮細胞などが核となり結晶をつくり結石に発達します。

飲み水が減少することにより、尿量や排尿の回数が減り、その結果尿が濃縮することで結石を作る場合もあります。

また、マグネシウム、カルシウム、リン酸等を多く含む食事を過剰に与えると尿中に排泄される成分が増え、結石を作る場合もあります。

【治療】軽いものだと食事制限で取り除く事が出来るが、大きくなると手術となる

尿結石の治療は、結石を病院で取り除いてもらうのが一般的です。

砂状の結石が詰まっている場合は、カテーテル(細い管状のもの)を使って結石を洗い流したり、体に水分を入れて尿量を増やしてふやかすことにより一緒に流してしまう方法があります。

大きな結石の場合は、外科手術を行います。

結石の種類によっては、食事療法として尿を酸性にする食事を与える事で溶かす方法もありますが、この方法は飼い主さんの徹底した協力が必要です。

【予防】新鮮な飲み水を常時用意し、トイレも清潔に保つ

結石の原因となる、膀胱炎を発症しないこともひとつの予防法です。

陰部を常に清潔に保ち、尿が国ならないよう新鮮な水をいつでも好きなだけ飲める状態にしておきます。

トイレの場所が汚れているとトイレをしなくなる子もいるので、トイレも常に清潔に保っておきます。

なりやすい結石の種類にあわせ、食事内容を制限し、尿のpHを調整することで予防となります。

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