犬のバベシア症

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【症状】40度以上の高熱や黄疸、血尿も。肝臓や腎臓に影響が出ることもあります

バベシア症に感染すると40度以上の高熱や、息が早くなったり疲れやすくなったりするなど貧血の症状が見られます。
また食欲減退や倦怠感、黄疸、血尿などの症状も表れます。
貧血がひどくなると肝臓や腎臓にも影響が出ます。

【原因】マダニが媒介するバベシア原虫が原因です

バベシア症はバベシアという原虫が体内に入る事で起こります。
主にマダニが媒介し、マダニが血を吸った際にバベシアが体内に入り赤血球に寄生し、赤血球内で分裂や増殖を行い赤血球を破壊していきます。

なおバベシアは沖縄から近畿地方までの山や野原に生息するマダニに広く感染しているようで、バベシア症の感染報告があります。
ただマダニ自体は日本各地に生息していることもあり、他の地域でも注意が必要な状態となっています。

またマダニ以外からの感染もあり、噛まれた傷あとから感染するケース。
母犬がバベシア症に感染していて、その体内において胎盤を経由して子犬が感染するケースもあります。

【治療】完全駆除は難しいので症状を緩和させます

バベシアを完全に駆除できる薬はないようで、再発は40%近くに上ります。

抗菌剤や抗生物質でバベシアの増殖をできる限り防ぐことによって症状を緩和させ、犬を徐々に元気にさせると言う方法が主です。
ただ体力的に回復したとしても、原虫は体内に残っていて症状が出ていないという状態です。
体力の低下やストレスによって再発する危険性は非常に高いものと考えられます。

また極度の貧血で命が危ない場合などには輸血を行って貧血の解消を図ります。
ただ輸血による副作用を考慮する必要があるので、実施にはかなりの慎重さが求められるものとなります。

【予防】マダニの駆除薬を定期的に使用する

一番の予防法はマダニとの接触を妨げることですが、実際にはダニの駆除薬を定期的に投与することが最も効果のある予防法となります。
特に山や野原、河川敷などへ連れて行く前には必ずダニの駆除薬を予防として投与しておきましょう。

【注意】マダニを無理やり剥がさないように

マダニは屋内にいるダニとは違いその大きさが2~3㎜あり、肉眼で普通に見る事ができます。
また吸血後は1㎝前後にまで大きくなります。
愛犬の皮膚上で見つければ無理やり剥がして、愛犬を守ろうと思うのが普通なのですが・・・

皮膚上にいるマダニは血を吸おうとして噛みついている状態です。
しっかり刺さっているので剥がすと言った表現になりますが、無理に剥がすとマダニの口などが犬の体内に残ることがあります。
そうするとバベシアが愛犬の体内へ入ってしまうかもしれません。

自分で無理に剥がさずに獣医師に処置してもらう方が安全です。

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